【#38】 NISAの枠が埋まらない!? 12月31日に慌てて発注しても「手遅れ」になる、証券口座の「受渡日」の罠。

💰 資産形成・家計

「NISAの余った枠、12月31日までに買えばいいでしょ?」は大間違いです。45歳部長が陥った「受渡日(うけわたしび)」の罠。S&P500などの投資信託は、クリスマスの注文では間に合わない!? 年内最終リミットを解説。

📝 はじめに

あなぶ部長
あなぶ部長

「ふぅ、今年もあと1週間か。おっと、NISAの成長投資枠が10万円分余ってるな。ボーナスも出たし、大晦日にこたつに入りながら『S&P500』でもポチるか」

妻

「……あなた、本気で言ってる? 12月31日に注文しても、それは『来年の枠』になるって知らないの?」

あなぶ部長
あなぶ部長

「ぶふっ!? な、なんだってー!!」

今日は12月22日。もうすぐクリスマスです。
もしあなたが「年内にNISA枠を使い切りたい」と思っているなら、今すぐ(明日中に)動かないと手遅れになるかもしれません。

今回は、投資初心者が必ずハマる「受渡日(うけわたしび)」の罠について解説します。

「買った日」と「自分のものになる日」は違う

Amazonで買い物をしたら、注文した日ではなく「荷物が届いた日」に手に入りますよね。投資も同じです。

NISAの非課税枠(年間240万円など)が消費されるのは、「注文した日(約定日)」ではなく、「代金の精算が終わって自分のものになった日(受渡日)」が基準になります。

そして、この「受渡日」が年内(12月30日まで)に完了していないと、今年のNISA枠としてはカウントされません

恐怖! S&P500(投資信託)のタイムラグ

特に注意が必要なのが、みんな大好き「S&P500」や「オール・カントリー(オルカン)」などの海外投資信託です。

これらは注文してから受渡までに、長い時間がかかります。

  • 国内株式: 注文の2営業日後に受渡
  • 米国株投信: 注文の翌営業日に約定 → さらに3〜4営業日後に受渡

📅 2025年年末のシミュレーション(例)

もしあなたが、明日(12月23日)注文しなかった場合、どうなるか見てみましょう。
※ファンドや証券会社により異なりますが、一般的な米国株投信の場合です。

注文日 約定日(値段が決まる日) 受渡日(枠消化日) 判定
12/23(火) 12/24(水) 12/30(火) ギリギリ年内!⭕️
12/24(水) 12/25(※米国休場)→26 1/5(月)以降 来年扱い…❌
あなぶ部長
あなぶ部長

「えっ…!? 12月25日はクリスマスで米国市場が休みだから、さらに遅れるのか!? じゃあ今日がラストチャンスじゃないか!」

そうなんです。
「12月30日が今年の最終取引日だから、そこまで大丈夫」というのは、国内株だけの話です。
投資信託、特に海外資産を含むものは、クリスマス休暇の影響もあり、12月23日〜24日あたりが「実質の締切」になることが多いのです。

「来年扱い」になると何がヤバい?

「まあ、来年の枠を使えばいいや」と思いましたか?
いえ、資産形成においてこれは大きな損失です。

  • 今年の枠(非課税権利)が消滅する:

NISAの年間投資枠は翌年に持ち越せません。今年使わなかった10万円分の非課税枠は、永遠に消えます。

  • 来年の枠を無駄に消費する:

来年早々に10万円枠を使ってしまうため、来年の積立計画が少し狂います。

結論:迷っている暇はない

あなぶ部長
あなぶ部長

「やばい! 急げ! 今すぐ発注だ!」

妻

「ちなみに、15時を過ぎると『翌日扱い』の注文になるファンドも多いわよ。時計見てる?」

あなぶ部長
あなぶ部長

「ひいいい!!」

読者の皆様、もしNISA枠が余っていて「使い切りたい」と考えているなら、今すぐ証券会社のマイページを確認してください。
そして、ファンドごとの「受渡日スケジュール」を必ずチェックしてください。

間に合わなかった場合は?
諦めて来年から頑張るか、「国内株式(個別株)」ならまだ間に合う可能性があります(26日〜27日頃まで)。

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