2026年導入検討中の「こども支援NISA」。親と子を合わせれば世帯の非課税投資枠は「生涯4,800万円」に達するとの報道が。45歳部長が皮算用した「資産増」の夢と、それを打ち砕く「種銭がない」という現実について。
📝 はじめに

「おい! ニュース見たか!? 2026年から『こどもNISA(政府検討中)』ができるらしいぞ! これを使えば、俺たち家族4人の非課税枠がとんでもないことになる!」

「また気が早い……。で、その枠を埋めるための『種銭』はどこにあるの? まさか私のヘソクリを当てにしてないでしょうね?」

「……。」
2024年から始まった「新NISA」に続き、またしても投資界隈を揺るがすビッグニュースが飛び込んできました。
その名も「こどもNISA」。
報道によると、未成年(0歳〜17歳)を対象にした新たな非課税枠ができるとのこと。
今回は、この新制度が実現した場合の「破壊力(メリット)」と、一般庶民である我が家が直面した「資金の壁」について解説します。
家族4人で「4,800万円」の非課税枠!?
現在検討されているスペックは以下の通りです。
- 対象: 0歳〜17歳
- 年間投資枠: 60万円
- 生涯非課税枠: 600万円
「なんだ、親のNISA(生涯1,800万円)に比べれば小さいな」と思いましたか?
いえ、これは「家族全員」で考えた時に真価を発揮します。
我が家(父・母・子2人)の場合、世帯全体で保有できる「非課税元本(生涯投資枠)」はどうなるか。
- 親のNISA: 1,800万円 × 2人 = 3,600万円
- 子のNISA: 600万円 × 2人 = 1,200万円
- 世帯合計: 4,800万円
なんと、家族合わせれば4,800万円もの元本を、非課税で運用できるようになるのです。
もしこれを年利5%で運用できれば、将来は億単位の資産も視野に入ってきます。

「4,800万円の箱があれば、老後資金も教育費も、なんなら古民家のリフォーム代も全て非課税で作れる! 最強の節税スキームだ!」
庶民には高すぎる「入金力」の壁
しかし、妻の一言で私は現実に引き戻されました。

「で、うちは毎年いくら投資できるの? この枠を最速で埋めようと思ったら、年間840万円も必要なのよ?」
……そうです。
この制度の「年間投資枠」をフル活用する場合、
(親360万×2)+(子60万×2)= 840万円。
年収ではありません。「年間貯蓄額」で840万円です。
一般のサラリーマン家庭には、逆立ちしても無理な金額です。
それでも「枠」があるだけで価値がある
では、資金力がない我々には無意味なのでしょうか?
そうではありません。たとえ枠を使い切れなくても、「選択肢」が増えることに意味があります。
- 教育資金の専用口座として:
月3万円でも積み立てれば、大学入学時には数百万円の非課税資産が作れます。
- 相続対策として:
祖父母から孫へ、年間110万円の贈与枠を使って資金移動し、それをNISAで運用すれば、将来の相続税を圧縮しつつ資産を増やせます。

「無理に枠を埋める必要はない。でも、『非課税の箱』が増えるのはありがたい。まずは月1万円からでも、子供の未来のために枠を確保するのが親の務めだな」
制度の詳細は2025年12月の税制改正大綱で決定する予定です。
今のうちから「家計の無駄(サブスクや固定費)」を削り、来るべき2026年に備えておきましょう。
▼親のNISA口座がまだの人は、「SBI証券」、「楽天証券」、「GMOクリック証券」がおすすめです。



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