こんにちは、あなぶです。 前回の記事では、僕が37歳の時に犯した「ワンルームマンション投資」の大失敗について、包み隠さず告白しました。
(※未読の方は、ぜひ先にこちらを…! 絶望感が伝わるはずです)
あの記事を読んで、「投資ってやっぱり怖い」と思った方も多いかもしれません。
でも、僕は、あのまま投資を辞めなくて本当に良かったと思っています。
なぜなら、あの「高い授業料(=失敗)」があったからこそ、僕は本当の意味での「資産形成」に出会うことができたからです。
今日は、僕がどうやってあの絶望から立ち直り、今、何を信じて「月25万円」もの金額を投資に回しているのか、その「僕なりの答え」のすべてをお話しします。
転換点:僕を救った「リベ大 両学長」の動画
ワンルーム投資の赤字に悩み、FXや先物で「一発逆転」を狙っては失敗する…。 当時の僕は、完全に「ギャンブル(投機)」に脳を焼かれていました。
「もうダメだ…才能がない…」
そんな時、YouTubeのおすすめに、ある動画が出てきました。 ライオンのアイコンが特徴的な、「リベラルアーツ大学(リベ大)の両学長」の動画です。
そこで語られていたのは、僕がやっていた「投機」とは全く違う世界でした。
「資産形成はギャンブルじゃない」 「再現性の高いもの(インデックス投資)で、時間をかけて築いていくもの」
…衝撃でした。 「投資」とは、営業マンや上司に勧められるがままにやるものでも、チャートに張り付いてやるギャンブルでもなかった。 誰にでも公平で、「再現性」のある道が存在することを知ったのです。
まず僕が始めたのは「投資」ではなかった
両学長の動画に救われた僕は、すぐにNISA口座を開設…しませんでした。 学長が動画の中で、投資(攻め)よりも先に、もっと大事なことがあると言っていたからです。
それは「資産を守る力(=固定費の削減)」です。
ワンルーム投資で「手数料」がいかに恐ろしいか、骨身に沁みていた僕は、まずここから徹底的にやりました。
- スマホを大手キャリアから格安SIMに(月8,000円の節約)
今は、楽天の株主優待で0円!! - よくわからない「外貨建て終身保険」を解約(月150,000円の節約)
- 使っていないサブスクの解約、Wifiの見直し…
これだけで、毎月数万円の「余裕」が生まれました。 この「余裕」こそが、堅実な資産形成の原資(タネ銭)になったのです。
なぜ「インデックス投資」と「高配当株」なのか?
タネ銭が生まれ、いよいよ「攻め(投資)」のターンです。 僕が選んだのは、この2つでした。
- インデックス投資(資産を爆発的に増やすエンジン)
- 理由: ワンルーム投資の真逆だったから。
- (ワンルーム)→ 手数料が高い / 業者の言いなり / リスクが集中
- (インデックス)→ 手数料が激安 / 自分で選べる / 世界に分散(=再現性が高い)
- 「eMAXIS Slim」シリーズのような、手数料(信託報酬)がとことん安いファンドがあることを知り、これなら信頼できると思いました。
- 高配当株(サイドFIREの生活費)
- 理由: 50歳でのサイドFIRE(セミリタイア)のためです。
- インデックス投資は「10年後、20年後に大きな実を得る」ためのもの。
- でも僕は、5年後にサイドFIREで暮らす時、少しでも「今、使える現金(キャッシュフロー)」が欲しかった。
- その点、「高配当株」は、企業が稼いだ利益の一部を「配当金」として定期的にチャリンチャリンと振り込んでくれます。
- ワンルーム投資で夢見た「不労所得」は、こっちの形の方がよっぽど堅実だと気づいたのです。
【全公開】僕の「新NISA」全力投資ポートフォリオ
「じゃあ、お前は今、具体的に何を買ってるんだ?」 読者の皆さんが一番知りたいのは、そこですよね。
これが、僕の「本気」です。

見ての通り、僕は現在、毎月25万円を新NISAの枠で投資信託に回しています。 (※ワンルームの赤字を考えれば、これだけ入金できる「守る力」が身についたのがデカい…!)
内訳はこうです。
1. つみたて投資枠(月10万円)
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
- クレカ積立で、毎月10万円。
- これは「王道中の王道」です。全世界の成長をまるごと買うイメージ。
- ここはもう、何も考えません。サイドFIREするその日まで、淡々と積み立て続ける「土台」です。
2. 成長投資枠(月15万円+高配当株)
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)(月10万円)
- 「全世界(オルカン)」もいいけど、やはり「米国の強さ」にも賭けたい。王道の「土台」に加える、「成長の軸」です。
- SBI・iシェアーズ・インド株式インデックス・ファンド(月5万円)
- これは僕なりの「未来へのスパイス」です。
- オルカンやS&P500にはあまり含まれていない「インド」のこれからの爆発的な成長に期待しています。
- 日本/米国の高配当株(単元未満株)
- 成長投資枠の残りや、ボーナスなどを使って、単元未満株(1株から買えるやつ)で、約30銘柄に分散して買い集めています。
- ワンルーム投資で「1点集中のリスク」を痛感したので、高配当株はセクター(業種)が偏らないよう、徹底的に「分散」させています。
失敗は、無駄じゃなかった
ワンルーム投資で数百万円の「授業料」を払った僕は、 リベ大の動画で「学び」、 「守る力」を徹底し、 生み出したタネ銭を、「低コスト」で「再現性の高い」インデックス投資に回す。
この道にたどり着くことができました。
もし、あなたが過去に投資で失敗した経験があるなら。 あるいは、これから始めたいけど怖いと思っているなら。
大丈夫です。 失敗は、学べば「教訓」に変わります。
僕のこの失敗と再起の記録が、あなたの「一歩」に繋がれば、こんなに嬉しいことはありません。
あなぶ



コメント